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ベッキーとSMAP、明暗分けた”所属事務所のタレント管理術” [芸能]

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 次々と燃料が投下されるせいか、一向に収まる気配の無いゲス&ベッキーの不倫騒動(注1)。そしてメンバーの釈明によって一旦は収束したかに見えるSMAPの独立問題。どちらも予断を許さないとはいえ、ここまで大きな違いを見せているのは、それぞれの所属事務所の対応だ。ベッキーのサンミュージックとSMAPのジャニーズ事務所、いったい何が違っていたのか?

■芸能界の「良心」といわれたサンミュージック

 2013年にサンミュージックの相澤秀禎会長が亡くなった時、芸能マスコミはこぞって「芸能界の良心」「温厚な人柄で人望が厚かった」と書いた。実際に、コワモテ事務所がマスコミを恫喝するのが日常の芸能界で、サンミュージックのその手の話は聞かない。

「私は、タレントを家族として育ててます。だから嫁に行った(独立した)後もずっと気にかけていますよ」

 筆者が生前の相澤会長から直接、聞いた(注2)言葉だ。相澤会長は新人タレントを自宅に下宿させ、学生には相澤夫人が手作りの弁当を持たせて送り出していたのも、有名なエピソードである。

 その暖かい方針は子息の相澤正久社長に受け継がれているが、一方で「サンミュージックの受難」とも言うべき事件にも見舞われてきた。たとえば

・岡田有希子が自社ビルから飛び降り自殺
・大スターに育てた松田聖子が何の相談もなく独立
・初期のスターだった桜田淳子が、統一協会(注3)の「合同結婚式」に出席
・酒井法子が覚醒剤所持で逮捕される

 そして今回、現在のサンミュージックにとって稼ぎ頭だったベッキーの泥沼不倫が発覚。愛情をかけたはずのタレントたちに、裏切られ続けている。

■タレント管理は「恐怖支配」が正解?

 一方のジャニーズはどうか? ファミリーという言葉をやたら使うように、実はこちらも、タレントを家族として扱う一族経営の事務所だ。

「今回、世間ではジャニーズ事務所をブラック企業だ、人権無視だ、と批判する向きが多いですが、<タレントを守る>という点に関しては間違いなく芸能界一です。そこを押さえていれば、付き合いにくい事務所ではないと思う」(スポーツ紙芸能担当)

 家族であるがゆえに、ワガママや不良化や家出を招くこともある。サンミュージックは前述のような事件が起こり、田口淳之介らの離脱で分解しそうなKAT-TUN(注4)にも顕著だが、ジャニーズも昔からタレントの不祥事や独立を巡る闘いはあった。違うのは、ジャニーズはいったん出ていった元・家族には徹底的に冷淡という点。内は暖かく、外を極寒にキープしているから、被害を最小限に抑えることが出来てきた。

 ジャニーズとサンミュージックは、タレント管理の哲学において「厳父と慈母」、「ライオンと羊」…そして「北風と太陽」ほど対照的なのだ。

 いまのところSMAP反乱を鎮圧したジャニーズ方式が、プロダクション運営として正解に見える。が、ベッキーが奇跡の人気回復を見せれば、きっとメリー(喜多川)さんも考えを改める……ワケはないか。


(1)ベッキー不倫…ついに休養に入る模様。
(2)相澤会長との会談…岡田有希子が飛び降りたビルで。
(3)統一教会…当時、霊感商法で批判されていた。
(4)KAT-TUN…現在ではK-UNに。


記事元
http://dailynewsonline.jp/article/1082476/
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